新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます

 昨年も、暑い夏であり、生産者の皆さんは対応にご苦労され、地域によっては干ばつの影響を大きく受けた一年でありました。

 米について、農林水産省の10月25日現在の予想収穫量は、北海道の作況単収指数は「98」、10アール当たりの予想収量は549㎏との発表であります。6月下旬以降も好天が続いたことにより、平年並に近い収量が確保できたものと思っております。
 ただ、本年も“令和の米騒動”と言われる状況が続く中、概算金のアップはあったものの、店頭小売価格の高騰もあり、今後の消費・流通事情が心配されるところであります。

 小麦については、6月以降も高温で経過したことから、生育は平年より早く進みました。高温、干ばつの影響により成熟期が早まり登熟期間が短かったことから細麦傾向となり製品歩留が低く収量については、農林水産省発表によると前年比93%、10アール当たりの予想収量は497㎏と平年を下回りました。

 てん菜については、病害虫の発生もあって平均反収は6.6tと平年を若干下回る見通しで、糖分は15%台後半で推移しているところであります。

 当協会においては、令和2年の組織統合後6年が経過し、(公社)北海道農産基金協会との一体的な運営に取り組みながら、組織統合の基本的な考え方に基づき、今後も効率的・機能的な事業推進を図ってまいります。

 気候変動や国際情勢、さらには生産資材価格をはじめとした物価高騰など、厳しい経営環境ではありますが、この難局を乗り切り、新しい年の営農につなげていかなければと思うところであります。

 本年も皆様がご健勝で、豊穣の年となりますようご祈念申し上げご挨拶とさせていただきます。

  令和8年1月

一般社団法人北海道農産協会 会長 樽󠄀井 功